コツコツと続けることの大切さ
こんにちは！
ビジョントーレーナー 後藤です！
今回は、私が長良校で担当している
小学校４年生のHくんについて書きます。
〜両眼視の大切さ〜
Hくんと初めてお会いしたのは約1年半前。
「読み書きが苦手」
というお悩みがあり目の学校へ入校されました。
サッカーを習っていて活発な男の子だなという印象。
そんな彼を見ていて、まず気になったのが
「目にかかるアシンメトリーの前髪」
でした。
見た目はお洒落でカッコいい！のですが・・・
左目が前髪で隠れていました。
片目が隠れていて何が問題なの！？
と思われた方もいらっしゃると思いますが、
人は、「両眼視」ができて初めて
三次元の奥行きを認識できる
「立体視」
ができるのです。
まず、彼の目の学校での目標は「両眼視」でした。
〜気持ちが変わった瞬間〜
目の学校のレッスンをコツコツと続けていく中で、
最後までやり切る事が苦手だった彼が、粘り強く
粗大運動やパズルをやる様になったり、
習い事のサッカーでは重要な「キーパー」を
任せられる様になったりと、
良い出来事が増えてきました。
そして、レッスンでは
「両眼視の大切さ」
「目と脳の関係性」
など、少し難しい話もしながら
レッスンに取り組んでいました。
そんなHくんはある日突然、
左目にかかっていた前髪を切ってきました😮！
今まで話してきた事が伝わったのかな！と思い
すごく嬉しく思ったのを覚えています。
そしてついに彼は
「両眼視」が出来る様になりました！！
ここからの彼の成長が凄まじかったです。
「見る」という事に興味がなかった彼が
車の中から目に入った看板の漢字を読んだり、
カルタのような雑多な情報の中から
一枚のカードを見つける事が得意になったり、
レッスン中には「お手本がやりたい！」と
かなり積極的な姿が見られました。
そして、つい先日のこと・・・
保護者様が一枚の紙を持って教室へ起こしになられました。
お母さん「理科のテストで90点を取ってきました！」
もう・・・私は感無量でした。
コツコツと頑張ってきたこの1年半が報われました。
一番、本当に喜んでいたのはHくん自身です。
マスクで表情は隠れていましたが、その姿が
今までにないくらいの「自信」に満ち溢れていました。
発達は人それぞれスピードが違いますが
「継続は力なり」
「努力は裏切らない」
まさにこの言葉の通りです。
Hくんから、この言葉の本当の意味を教わりました。
↑これは私の宝物です。
さらに素敵な宝物を持ってきてくれる日を
心待ちにしています✨✨✨
〜目の使い方（視覚）チェック〜
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